やさしい終活とは
2021年現在、日本人の平均寿命は男性が81.41歳。女性は87.45歳。
「平均寿命90歳」の社会が間近に迫っています。
そんな中、老若男女を問わず「終活」という言葉が注目されるようになりました。
終活とは、人生の終末期(老後)をより充実させるための活動。
より具体的に言うと、
介護・医療・葬儀・お墓・お金(財産)
こうした事柄に関する「準備」「もしもの備え」が終活の目的です。
しかし一方で、終活は一部の人々から敬遠されています。
専門的な知識を要求する領域が多いせいでしょうか、「面倒」「難しい」「時間とお金がかかる」…
そのようなイメージをお持ちの方も多いようです。
わたしたち「やさしい終活」編集部は、そんな終活のイメージを払拭するために活動をスタートしました。
終活の当事者とその家族に向けて、
終活は簡単!
お金も時間もかからない!
家族にとって終活は最高の贈り物
そのような確信からこのサイトを運営しています。
「やさしい終活」はよりシンプルな終活を提案します
終活とは本来、誰にとっても簡潔で、ごく自然な営み。
必ずしも費用や時間を必要とするものばかりではありません。
むしろその目的は、
「やるべきことをどれだけ減らせるか」
「どれだけ時間とお金を節約できるか」
という「引き算」。
引き算から始める終活こそ、正しい終活の姿である、私たちはそのように考えています。
だから「やさしい終活」の提案する終活は、必要最小限。
読者の皆さんに「あれも」「これも」と負担を強いることはしません。
シンプルでより易しい方法を、お財布にやさしい終活を、最新の情報とともにお届けしています。
何よりも「家族にやさしい終活」であること
ネット上の「終活サイト」には、共通する特徴があります。
すなわちアクセスの半分が、終活の当事者ではなく、そのご家族によるものだということ。
「やさしい終活」も例外ではありません。
親に終活をしてほしい…
夫(妻)に老後の準備をしてもらいたい
そんな「家族の本音」も、間違いなく終活ブームの契機となっています。
そしてもちろん、
家族に迷惑をかけたくない…
家族にできるだけ多くのものを遺してあげたい
そんな終活当事者の優しさが、最大のニーズとして私たち編集部のもとに届いています。
ご家族の目線に立って、質の高い終活情報をお届けする。
家族のために終活をしたい、そんな当事者の「優しさ」をサポートする。
その両立こそ「やさしい終活」の使命です。
「おひとりさまの老後」「平均寿命90歳」を戦略的に見据えて
「生涯未婚率」が上昇しています。
※男性は26%。女性は17%。(2020年時点)
高齢者の単身世帯も増えています。
※高齢者のうち26.4%が単独世帯。(2017年時点)
「おひとりさま」という流行語から、「老後の不安」「孤独死のリスク」など、ネガティヴな将来を連想せずにいられない方も多いのではないでしょうか。
女性は既婚者であっても夫に先立たれるケースが多く、平均約10年を「おひとりさま」として過ごさなくてはなりません。
「おひとりさま」が豊かな老後を実現するためには、どのような終活が必要なのか。
「平均寿命90歳」「超高齢社会」を生き抜く方法論とは。
2021年の今、そんな「戦略的な終活」が求められています。
誰だって老後の不安と無縁ではいられません。
不安や悩みを解消するのは、専門家による正確な情報と、洞察に富んだ知見である、私たち「やさしい終活」編集部はそのように考えています。
そして、経済面・精神面の充実をサポートする「滋養に満ちたコンテンツ」を提供すること。
それもまた私たちのモットーです。
ときには現状の「終活ブーム」「終活市場」にNOを
奇を衒う(きをてらう)ような言い方になってしまいますが、終活とは現状、単なる流行語に過ぎません。
一過性のムーヴメントに終わり、10年後には誰も口にしていないのではないか…
私たちにはそんな危機感があります。
しかし終活市場はどんどん過熱しています。
「終活バブル」と形容する他ないような、高額な商品、サービスやセミナー、資格まで登場し、その市場規模はついに1兆円を超えました。
「終活ビジネス」が扇動的に不安と悩みばかりをマーケティングしている現状に、私たちは「NO」を告げなくてはなりません。
そして終活を文化の水準にまで洗練し、100年、200年という単位でその定着を目指してこそ、終活の未来が見えてきます。
私たちの考える「まっとうな終活」は、「断捨離」という言葉に象徴されるものです。
すなわち、無駄を省き、雑念を断ち切る作法こそ、終活の要。
ビジネスとは相容れない営みです。
だからこそ、読者の皆さんから寄せられた、
終活にかかる費用の半分は無駄だと思う
エンディングノートは役に立たない…
日本の葬儀費用は世界一。これはおかしい
そんな数々の「違和感」や「気づき」が、「やさしい終活」の良心を支えています。
今後も皆様から当サイトに関するご感想・ご意見など頂戴できれば幸いです。
「やさしい終活」編集部