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20代の終活は断捨離と婚活!やるべきこと・やらなくていいこと一覧

20代の終活は断捨離と婚活!

終活を始める年齢は「早ければ早いほど良い」とよく言われます。

でも20代の終活は必要最小限でOK。
終活の多くは「無駄を省く」作業です。

若いうちは「やるべきこと」ではなく「やらなくて良いこと」から考えていきましょう。

消去法を採用すると、今の自分に「本当に必要な終活」を効率良く把握できます。

20代の終活は断捨離だけでも良いくらい。

中には「始めても無駄」「まだやらなくていい」終活もあります。

お金と時間を節約するためにも、今回は、

20代で始めるべき「コスパの良い終活」
始めても無駄な「後回しにすべき終活」
婚活も含めて考える「結婚と終活」

以上のような観点から、20代の方が、
「最低限やるべきこと」
「やらなくていいこと」

を一覧にまとめました。

◆ 文/やさしい終活 編集部

断捨離 ⇒ 無駄を省くと「やらなくていいこと」が見えてくる!

断捨離とは、不要なものを捨てて、徹底的に無駄を省く活動や生き方のこと。

若い世代を中心に広がりを見せている、
ミニマリスト」「スローライフ
といった価値観とも親和性の高い言葉です。

先ほども書きましたが、20代の終活は「引き算」がおすすめ。

逆説的な言い方になりますが、「やらなくていいことを増やす」つもりで、まずは「身軽な30代」という近い将来から目指してみましょう。

断捨離の対象となるのは、

必要性の薄い「モノ」や「サービス」

ストレスの原因となるような「人間関係」

「みんな持っているから」「みんな買っているから」自分も欲しいという「執着心」

等々。

断捨離して身軽になった分だけ、経済的にも時間的にも余裕が生まれます。

節約したお金と時間は、資格やスキルの取得に回す「自分への先行投資」がおすすめ。

「できること」が増えれば、20代以降「終活の選択肢」も指数関数的に増えていきます。

病気になった時に備えて保険に加入する ⇒ 損をする可能性が高いです

20代も後半に差しかかってくると、加齢による体調の変化を実感する方も多いはず。

「風邪を引きやすくなった」
「二日酔いの頻度が増えた」
「寝ても疲れが取れない」

などなど、誰しも経験する壮年期の「加齢あるある」です。

そうした折にふと、
「保険に加入してリスクヘッジ」
「自分の葬式代くらい保険で…」
みたいな考えが頭をよぎるかもしれません。

しかし安易に民間の保険へ加入するのはNG。必ずしも合理的な選択肢ではありません。

保険は「自分の不幸に賭けるギャンブル」とよく言われます。

実際に保険金の還元率は、競馬や競輪などの公営ギャンブルとほぼ同等。

「損をする可能性の方が高い」サービスです。

「もしもの時の備え」としては、貯金の方が堅実で安心。
ただし、あなたが以下のケースに該当する場合は、各種保険の比較・検討も終活の一環に含まれます。

持病がある

近親者に癌で亡くなった方が多い(その他、遺伝性の疾患を発症するリスクが判明している)

経済合理性ではなく「保険に加入している」という安心感が欲しい

近い将来には遺伝子検査等が普及し、

自分にとってリスクの高い病気を検査で特定 ⇒ その病気を手厚く保障する保険(がん保険など)に加入

といった合理的な選択肢が提供されているかもしれません。

※遺伝子検査の普及が進む欧米ではすでに、
「保険業界が損をする」=「顧客が得をする」状況が生まれつつあります
【参考リンク】
http://www.insmed.co.jp/insurance-knowledge/consumers/sho-2/sho-2-3/

いずれにしても、保険は後回しにしてOK。

加入するのは「結婚してから」「子どもができてから」「30代になってから」という風に、余裕をもって考えましょう。

生前整理 ⇒ やっぱり「断捨離」が中心。不用品の処分やデジタルデータの整理を

生前整理とは、所有物や資産を整理して、自分が重い病気になった時、または亡くなった時に備える活動のこと。

その目的は、

遺された家族に負担をかけない

身辺をすっきりさせてより充実した人生を歩む

以上の2点にあります。

20代の生前整理は断捨離が基本。
不用品の処分から進めていきましょう。

まずは財産・所有物・利用しているサービス等をリストまとめます。

その際、奨学金やローンの返済といった「マイナスの財産」も忘れずに記載しましょう。

生前整理には「デジタルデータの管理」も含まれます。

例えばスマホの容量を圧迫するデータや「誰にも見られたくないファイル」等については、削除を積極的に進めていくか、クラウドサービスを利用するなどして整理(アップロード)しましょう。

20代は約半数が「貯金ゼロ」と言われていますが、毎年100万円前後を貯金し、30歳になるまでに1000万円程度を貯める方も2割ほどいます。

家族や恋人に資産を遺したい場合は、
「誰に(受取人)」「いくら(金額)」
以上の2点だけは明確にし、書面に記すなどしましょう。

詳しくは後ほど説明する「遺言書の作成」を参考にしてください。

お金(貯金や投資について) ⇒ 投資はリスク。「貯金」「節約」「スキルアップ」を

「NISA」や「iDeDo」を活用して、20代のうちから資産形成を始める方が増えています。

ただ、投資の成否は運によるところも大きく、必ずしも「老後の備え」に適した運用法ではありません。

「堅実なリターン」という観点から言えば、

老後を見据えての貯金

金銭感覚を養い無駄(コスト)を省く

「自己投資」を行い資格やスキルを取得する ⇒ 収入アップを目指す

以上のような方法がおすすめ。

個人投資家の平均利回りは、順調に推移しても5%以下。

20代のうちから毎年100万円、30歳になるまで10年かけて1000万円を投資したとして、トータルの利益がやっと50万円という世界です。
※しかも統計上「個人投資家の半数以上は損」をします

「少子高齢化」「ポストコロナ」という日本の将来性も加味して考慮すると、今後も投資による資産形成はリスクが高まるばかり。

「老後に必要な資金2000万円問題」ですら楽観的な試算に過ぎないと言われています。

そのうえ投資によるリスクまで背負って老後の準備を進めるのは、賢い方法とはいえません。

むしろ「投資は損をするのが当たり前」という風に切り捨てて、
「貯金」「節約」「スキル(収入)アップ」
以上3つのアプローチを中心に終活を考えてみてはいかがでしょうか。

「10年かけて1000万円投資して50万円稼ぐ」よりも容易に、しかも堅実に、同額以上の資産を確保できるはずです。

まずは老後に必要な資金のシミュレーションから。
「何歳」までに「いくら」貯めれば老後に「どんな」生活が送れるのか試算してみましょう。

そうすれば、「毎年」「いくら」「どうやって」お金を貯めていけばいいのか、手近な目標値が明確になるはずです。

エンディングノートを書く ⇒ 「書きたいこと」だけ書いておく(分からない部分は後回し)

エンディングノートとは、万が一の場合に備えて、以下のような内容を記すノートです。

家族に伝えておきたいこと(感謝の言葉や気持ち)

自分が病気になった時や死後に実現してほしいこと

主なトピックはお墓、葬儀、介護、病院、財産など

例えば、

自分が寝たきりや認知症になった時、
誰に介護してほしいのか、
財産の管理を誰に任せたいのか、
亡くなったときに葬儀をしてほしいか否か…

などなど、自身の要望を家族に伝えるための備忘録として役立ちます。

※ただし、遺言書とは違い法的な効力は持ちません
※終活と並行して書き進めるため「終活ノート」と呼ばれることもあります

エンディングノートの書き方は人それぞれ。
まずは「書きたいこと」「書きやすいこと」だけ書いて行けばOKです。

ただ、20代のうちに老後の生活や死生観、供養に関する要望まで具体化するのは困難。

さらには健康状態や家族構成の変化に応じて、エンディングノートは定期的な更新も必要になります。

「20代のうちには書けない(決められない)ことも多い」と割り切って、とりあえずは直近の暮らしに大きく影響する「お金」に関する項目だけ書き進めるのもおすすめ。

詳しくは以下の記事も参考にしてください。
終活で医療と介護費用を節約!終活ノートの節約効果は年100万円

婚活 ⇒ 「おひとりさま」の老後も含めて様々なケースを考慮(婚活か終活の一方に偏るのはNG)

結婚願望の有無にかかわらず、老後の暮らしについては最低3つのパターンを想定しておきましょう。

未婚で「おひとりさま」の老後

結婚して「夫婦で迎える」老後

パートナーと死別して「おひとりさま」の老後

※平均的なケースでは女性は夫と死別した後6年間「おひとりさま」で過ごすことになります

経済的な観点からは「結婚はコスパが悪い」と揶揄されることの多い昨今。

しかし、恋愛感情や「おひとりさま」で老後を迎える孤独感など、複雑に絡み合う要素を勘案すると、結婚を「コスト」「リターン」「パフォーマンス」として正確に定量化することはできません。

「気持ち」「感情」「人間関係」等が絶えず変化するように、人生観や恋愛観(結婚願望)も年齢によって大きく様変わりするのが普通です。

私の周囲にも「結婚は人生の墓場」という風に断言していた友人がいますが、今では家族第一主義。

妻と子供を「何物にも代えがたい財産」と考えているようです。

終活と婚活を「二者択一」で考えたり、両者を対立するものとして捉えたりすると、どうしてもバランスを欠いてしまいます。

将来30代~40代の自分がどういう結婚観を抱いているか、終活の必要性を痛感しているか否か、「それは自分にも分からない」と「留保する姿勢」を、とりあえずは採用してみてはいかがでしょうか。

そうすることでより柔軟に、終活と婚活を過不足なくカバーできます。

◆ 文/やさしい終活 編集部
最終更新日:2022年10月23日

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